こんにちは。しあわせちゃん(@shiawasechannet)です。
40代バツなし独身子なしです。
美人さん
知りたい方、いますか?
20代の頃10年間水商売をしていました。
体験から「キャバクラの仕事内容」を記します。
昔のことなのでウロ覚えの部分もあります、今とは多少違っている部分もあるかもしれませんが。
どなたかの参考になれば幸いです、わかち合えたらうれしいです~(※アイキャッチ:Anastasia GeppによるPixabayからの画像)
- キャバクラ嬢に興味がある人!
- キャバクラ嬢をやろうか迷っている人!
- キャバクラ嬢をやっていて他人の様子が知りたい人!
- 昔のキャバクラ嬢の様子を知りたい人!
- 他人の仕事話が好きな人!
「キャバクラ嬢の仕事」体験談
私の場合、池袋・赤羽・六本木・上野・銀座いろんなところで働きました。
六本木が一番「ザ・キャバクラ!」という感じだったので、六本木のときの体験談を記します。
1日の流れ
12時頃 |
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13~17時頃 |
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17時頃 |
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19~1時 |
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1~4時 |
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5時 |
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1つずつ解説します。
(※1)起床
キャバ嬢専業だったので昼に起きてました。
六本木にあるキャバクラの寮に入っていました。
店から徒歩10分くらい。
家賃11万円でした。
(※2)昼ごはん
コンビニ弁当か外食です。
自炊は全くしませんでした。
(※3)お客様に営業
私の時代は電話と手紙でした。
電話はお客様の携帯、手紙は会社に送ってました。
いまはメールやSNSだと思われます。
(※4)私用
銀行に行ったり、ショッピングしたり、たまにデートしたりです。
(※5)夜ごはん・同伴
同伴があるときはお客様と食事します。
同伴がないときはコンビニ弁当か外食でした。
ちなみに「同伴」とは?
お客様と一緒に店に行くことです。
キャバ嬢側のメリットは、
- 確実に指名をとれる
- 食事をおごってもらえる
キャバ嬢側のデメリットは、
- 店外でまでお客様と会うのはダルい
お客様側のメリットは、
- キャバ嬢と食事ができる
お客様側のデメリットは、
- 同伴料と食事代がかかる
です。
(※6)仕事
- 着替え
- 朝礼
- 待機
- 指名客・フリー客・ヘルプで席をまわる
- 終礼
ちなみに「指名客」「フリー客」「ヘルプ」とは?
- 指名客:自分を指名してくれる客
- フリー客:指名がない客
- ヘルプ:他のキャバ嬢の指名客。指名キャバ嬢がいないときに場をつなぐ
(※7)アフター
店が終わったあと、お客様と食事したり遊んだりすることです。
- お客様を連れてホストクラブに行く
- お客様グループとキャバ嬢グループで合コンみたいな人数であそぶ
- お客様1人のところに仲間のキャバ嬢みんなで押しかける
など、1対1にならないよう工夫していました。
1対1は危険だし、大変だからです。
(※8)遊ぶ
アフターがないときはキャバ嬢仲間と食事したり遊んだりします。
まっすぐ帰ることはなかったです。
給料
時給
私が働いた六本木の店は複雑なシステムでした。
- 最低時給2,000円
- 同伴、指名でポイントがつく
- ポイントごとに時給が変動
- 最高時給1万円以上のキャバ嬢もいる
という感じです。
ナンバーワンは大学生の女の子で月給500万円。ナンバーワン賞で店から車や海外旅行やブランド品をもらってました。
その他わかりやすい店だと、
- 時給3,000円
- 指名1本につき500円
- 同伴1回につき1,000円
というところも多いです。
罰金制度
私が働いた店の場合は、
- 遅刻→時給分天引き
- 当日欠勤→日給分天引き
- 無断欠勤→日給分×2を天引き
- キャバ嬢と黒服の恋愛→50万円支払い
でした。
欠勤のせいで給料全くもらえてないキャバ嬢もいました。
50万円払って付き合ってる黒服&キャバ嬢カップルも結構いました。
これらの罰金は厳密には労働基準法違反。キャバクラ嬢が弁護士を立てて裁判したら勝てるようです。
でも、弁護士を立てて闘ってるキャバ嬢はいませんでした。最初の面接時に説明があるし、どこの店も似たようなシステムだからです。
あくまで私が働いていた20世紀の話です。
現在はもうちょっとクリーンかもしれません。
遠慮せず、面接時に確認するのがいいです。
稼げるか?
収入は多いですが、出費も多いです。
出費の種類は、
- 衣装代
- 美容代
- お客様へのプレゼント
- 遊行費
などです。
私の場合は、何も考えず働いていたのでお金は貯まりませんでした。むしろカードローン地獄になりました。
「お金を貯める」という目的で働いている人は、きちんと出費をおさえていました。
「キャバクラ嬢の仕事」その他いろいろ
お酒
仕事中は飲みませんでした。
- いろんな席をまわるので落ち着いて飲めない
- ハウスボトルのウイスキーとブランデーが好みではない
という理由でした。
恋愛事情
私の場合は、キャバクラで働いている間中彼氏はいませんでした。
お客様を好きになってセ〇クスしたことはありました。
交際には至りませんでした。
他のキャバ嬢で彼氏あり、夫あり、子ありは結構いました。
彼氏と夫については隠すキャバ嬢が多かったです。
子ありは隠さず営業の武器にする(がんばっているシングルマザー)キャバ嬢が多かったです。
大変だったこと
- 自分が商品として見られること
- 疑似恋愛を演出すること
容姿的にも精神的にも今では絶対に無理です。
若いからこそできる仕事だと思います。
後悔していること
- お金を貯める
- キャバ嬢をネタにして創作活動をする
など、きちんと目的を持ってやればよかったです。
向いている人向いていない人
キャバ嬢に向いている人
- メンタルが強い
- 強い意志がある
キャバ嬢に向いてない人
- 意志が弱い人
今思えば、危険と隣り合わせでした。
クスリ、借金、望まない風俗流れ、反社会勢力との繋がりなど…
いろんな誘惑があります。
意志が弱いととんでもないことになりかねません。
今回のまとめ
以上、体験談からキャバクラの仕事を記しました。
あくまで私の時代の体験談ですが、営業手法がSNSになったことをのぞいてはそんなに大きくは変わらないのではないでしょうか。
40代になってたまに考えることがあります。
いまこの脳と精神で、外見だけ20代に戻ってキャバ嬢やったら稼げるかな?…
想像だけで疲れるのでやっぱり無理そうです(笑)
しあわせちゃん
タコ師匠