こんにちは。プロしあわせちゃん(@shiawasechannet)です。
40代バツなし独身子なし、更年期世代です。
「M-1グランプリ」、大変なことになってます。
大会終了後の打ち上げ。スーパーマラドーナの武智さんととろサーモンの久保田さんが、審査員の上沼恵美子さんを痛烈に批判した事件です。
【上沼に暴言 女性蔑視と非難も】https://t.co/28QlSzfAtN
「M-1グランプリ2018」の決勝戦直後、久保田かずのぶと武智がインスタライブで上沼恵美子に暴言。「オバハン」といった女性の蔑称があり、女性蔑視と非難が殺到しているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年12月4日
この事件が、とても興味深いです。1日中検索しています。全く飽きません。
何がこんなに琴線を揺らすのか…
考察してみました。参考になれば幸いです~
- 「今回の事件」に心を揺さぶられている女性!
- 「今回の事件」に興味がある人!
目次
事件のあらすじ
- 「M-1」終了後の居酒屋。
- 武智さん(スーパーマラドーナ)のインスタでライブ配信が行われた。
- 酔っ払った武智さんと久保田さん(とろサーモン)が、この場にいない上沼恵美子さん(審査員)を激しく批判。
(書き起こし)
久保田「あの、ほんとすいません、酔ってるからっていうのを理由にして言いますけど、もうそろそろもう辞めてください、審査員の方もまぁ嬉しいですよ、みなさん1回劇場出てください、ほんで自分目線の、自分の感情だけで審査せんとってください、
1点で人の一生変わるんで、理解してください、多分お笑いマニアの???(←聞き取れず)はわかってますわ、
お前だよ、一番、お前だよ!わかんだろ?右側のな、くそが!流せ全部!
和牛が3回2位獲ってるは、3回優勝してるから、糞ども覚えとけよ、ハードル上げんなよ」
水田(和牛)「温かく見てや~来年」
久保田「ガンガンに目開けてみろよ、って思いますけどね」
武智「わかってもらう、わかってもらう」
久保田「俺が思うには、ええやん、その糞みたいな奴がさ」
武智「糞みたいな奴が馬鹿みたいなことしてね」
久保田「めちゃくちゃ申し訳ないけど、審査するってことはさ、演者と一緒で同じ熱量で同じ点数同じだって思いたいやん演者やから、あんたがつけた点数とこっちが思った点数一緒でありたいやん、
これが格差生まれたら違うやん、それを、私が好き~とか言い出したらもう(ガンっ!テーブルを蹴る)」
武智「いや右のおばはんやん」
久保田「いやいや、じゃなくて、すんません」
武智「いやでも、右のおばはんにはみんなウンザリですよ」
(ギャロップ林?)「まぁでも、暗いのよって言われたら、じゃあ明るかったらおもろいんかっていう話ですよ」
久保田「そういうことや、ほんま」
武智「嫌いですって言われたら更年期障害かって思いますよね」
久保田「わたしも年やからわからへん、知らんで!」
武智「自分の番組しかしてへんし、売れる為に審査員するんやったらやめてほしいすよね、自分が売れる為に」
- 上沼さんがラジオで『M-1』審査員引退を表明。
- 武智さん、久保田さん、ツイッターで謝罪。
(※2018年12月5日現在)
以上が、大まかな流れです。
この事件、どこがそんなに琴線を揺さぶるのでしょうか?
更年期世代の琴線を揺さぶるポイント!
「この2人がやっつけられるところを見たい」
「期待感」だと思います。
なぜ、そんな期待をするのか?
- 「天狗」になってる人の転落劇が単純に楽しい。
- この2人の「女性蔑視」が酷い。上沼さんにやっつけられて欲しい。
- この2人の「社会人として思慮」が浅すぎる。上沼さんにやっつけられて欲しい。
- この2人の「性格が悪すぎる」。上沼さんにやっつけられて欲しい。
以上、4点です。
詳しく見ていきましょう。
「天狗」になってる人の転落劇が単純に楽しい。
とろサーモンの久保田さんです。
元々のキャラもあるのでしょうが、「M-1」優勝後(2017年)は、やはりちょっぴり「天狗」の匂いがします。
「天狗」になってる人に対して、積極的に「転落しろ」とは思いませんが、「転落しそうな状況」が繰り広げられていたら、見入ってしまいます。
面白いです。すみません。
この2人の「女性蔑視」が酷い。上沼さんにやっつけられて欲しい。
気に入らない年上女性に対して、「更年期」「ばばあ」で攻撃しちゃう男性。多いです。
ドラマに出てくる中堅サラリーマンです。
女性が上司になったとき、嫉妬や嫌悪感でいろいろやってしまうタイプ。
今回の事件、男性の陰湿なところが凝縮されています。(陰湿なのにSNSで配信しちゃうマヌケっぷりも面白いです)
一般のばばあなら泣き寝入りです。
上沼さんは一般のばばあとは違います。権力があります。
陰湿中堅サラリーマン的男性をやり込めるところが見たい!!!
小池百合子さんが都知事になったときの感じに似ています。
米倉涼子様の『ドクターX』ともかぶります。
そんな期待感です。
この2人の「社会人として思慮」が浅すぎる。上沼さんにやっつけられて欲しい。
『M-1』の審査員。やって得することほとんどなさそうです。
みな様、実力ですでに地位を築いてらっしゃいます。公の場で人を審査するなんて、リスクでしかありません。
それでも、「業界のため」「後輩芸人のため」にやってらっしゃる印象です。
上沼さんくらいの大御所が審査してくれるから、賞の格も上がる。毒舌も、番組を盛り上げるためのもの。上沼さんが番組を盛り上げてくれるから視聴率が上がる、スポンサーがつく、番組が存続する。番組があるからこそ、芸人たちが活躍できる。
いわば、「母の愛」「先生の愛」みたいなもの。
それなのに文句言われたらたまったもんじゃないです。
10代、20代の若者ならしょうがないけど、
武智さん、40才。
久保田さん、39才。
結構なおっさんです。
社会人としてどういう感覚なのか不思議です。
自分が上沼さんだったら、「あんたたちのためを思ってやってるのに、感謝しろとまでは言わないけど、陰で更年期やらばばあやら腐されてやってられませんわ、もう好きにしてください」
って脱力しちゃいます。放り投げちゃいます。
泣きます。せつない。
この2人の「性格が悪すぎる」。上沼さんにやっつけられて欲しい。
いろんな気持ちの渦は推測できます。「M-1」への愛とか、芸人としての価値観とか、男としてのプライドとか、嫉妬とか…
でも、陰口をたれ流すって、単純に性格が悪いです。
「陰口」じゃなく「批判」のつもりかもしれないけど。
審査方法に「意見」があるなら、「大会に出ない」「本人や運営に直接訴える」というやり方もあるのではないでしょうか。
なんで配信しちゃったんでしょう?酒のせい?【関連記事】スカッと解決!「嫌な奴」がいたときの対処法
「上沼さんの審査」について
上沼さんの審査、どうでしょう?
審査員としての役割は「女性目線」かと思われます。
役割を全うされていたのではないでしょうか。
女性視聴者の自分は、紅一点の上沼さんの審査が楽しみでした。
上沼さんはよく、「暴力的ツッコミへの嫌悪感」「他人を不快にさせる自虐への嫌悪感」を露わにされます。
女性の「生理的感覚」として、とても理解できます。
もちろん、上沼さんほどの方なら理論的に言葉で説明もできるのでしょう。
しかし、テレビ的に時間が限られている。
理論的な説明を女性視聴者が求めているかと言えば、「好き」「嫌い」の表現でも、感覚はきちんと伝わる。
それが、男性演者にとってはモヤモヤするポイントなのでしょう。
だけど、お笑いの審査って、いくら理論を並べても、最後は結局「好き」「嫌い」じゃないでしょうか。
特に、決勝まで上がってくる人たちはみなさん「運」も「技術」も「才能」もある。
後は、審査員の好みで決めるしかない。
文句を言うのなら、「噛んだらマイナス3点」「観客の声援を数値化する」など、やっていくしかない。
果たしてそんな賞に価値はあるのでしょうか?
ちなみに、今回の騒動で、「上沼さんの点数を除いても実は結果は変わらなかった」というデータも出回っているようです。
今回のまとめ
今回の事件(武智さんと久保田さんの配信)を知ってか知らずか、
上沼さんは早々に「M-1」審査員「引退」を表明されました。
知っていて先手を打ったのではないかと、私は予測しています。
早々の引退表明がなかったら、武智さんと久保田さんを支持する人も結構いたのではないか。配信が広まった後に上沼さんが引退を表明しても、支持を拡大することは難しい。
だから、先に仕掛けた…
あくまで妄想です(笑)
上沼さんのこの追い込みっぷり、ケンカ慣れした感じにワクワクせずにいられません。
今後、事件はどうなるのでしょう。楽しみです!
しあわせちゃん
タコ師匠