こんにちは。プロしあわせちゃん(@shiawasechannet)です。
40代バツなし独身子なし。現役介護士です。
美人さん
不安を抱えてる方、いますか?
私です。たぶん一生独身です。
老後は年金だけでは暮らせない、国の福祉制度も破綻する、施設に入居する資金はない、「地域」で助け合うしかなくなる、でも独身者にとって「地域」ってどこ…
己の老後が不安すぎて、介護士になりました。
結果、独身の場合、「終の棲家」を早いうちから決めておくべきだと悟りました。【関連記事】独身40代、「終活」で今からやっておくべき5つのこと
今回は、「独身者の終の棲家」について考察します。
共に備えましょう!参考になれば幸いです~
- 「終の棲家」が気になる独身者!
- 「老後」が不安な独身者!
目次
「終の棲家」について
独身者にとっての「終の棲家」
「終の棲家」とは、「人生の最期を見すえて暮らすところ」です。
既婚者の場合、夫や子どもがいるところが基点となります。基点がありつつ、状況に応じて、移住や老人ホームに入居することになります。
夫や子どもの都合もあるため、既婚者が自分でゼロから考えることは少ないです。
独身の場合、全てを自分で考えなくてはなりません。
一般的に、「終の棲家」について考えるのは50代からと言われています。が、独身は考えることが多いです。
40代のうちから妄想しといてソンはありません。
独身者「終の棲家」のポイント
- 「地域」をどこに設定するか?
- 「住居」をどうするか?
- 「お金」はどのくらいあるか?
以上、3点。
実際には、
- 「健康状態」
- 「認知症」の有無
も重要です。
が、いまから予測するのは困難です。
世の中は変化しています。私たちが高齢者になる頃は、元気なままポックリ死ぬ人がほとんどかもしれません。安楽死が認められるかもしれません。認知症も、治療薬が開発されている可能性が高いです。
「健康状態」と「認知症」の心配はしないことにします。(「心配」するより「予防」しましょう)
- 「地域」をどこに設定するか?
- 「住居」をどうするか?
- 「お金」はどのくらいあるか?
では、1つずつ見ていきましょう。
「地域」をどこに設定するか?
高齢者になると、「一人ではできないこと」が増えます。誰かから助けてもらうことになります。
行政は助けてくれません。高齢者が増えすぎて、お金も人手も余裕がないからです。
家族、親族、友達、地域の人々で助け合うことになります。
家族がいない独身者は特に、「地域での助け合い」に頼るしかありません。
自分の「地域」をどこに設定するか?
いま住んでいるところ、故郷、友達がいるところ、新たな地域を求めての移住…
悩みどころです。
「住居」をどうするか?
一般分譲、一般賃貸、高齢者住宅、高齢者施設…(※「住宅」と「施設」の違いは後ほど)
様々な選択肢があります。
高齢者になると賃貸住宅を貸してもらえなくなる、という話をよく聞きます。
私たちが高齢者になる頃はたぶん大丈夫です。単身高齢者だらけになるので、高齢者に貸さないと不動産業が成り立たなくなります。
貸してもらえること前提。気楽に考えます。
「お金」はどのくらいあるか?
経済状況によっても「終の棲家」の選択は変わってきます。
というか、「老後の不安」=「お金の不安」です。
某ホリエモン様は、「老後」については全く考えないと、テレビか雑誌のインタビューで仰ってました。お金が莫大にある人は、「どうにでもなる」という安心感が強いのでしょう。
お金による老後の不安をなくすには、
- これから稼ぐ!貯める!
- お金に代わる「人財」(人間関係)を築く!
- 己の経済力に合わせた老後を選択する!
です。【関連記事】「FP3級」資格のメリット!独身の老後に備えて取得する
独身者「終の棲家」候補!
しあわせちゃん
友人知人と暮らす!
独身の友人知人が集まって暮らす。
- 一戸建てをシェアハウス風にする。
- マンションでそれぞれが部屋を借りる。
- 近所に集中して居を構える。
いろんなパターンがあります。
先日、NHKの特集でもやっていました。【外部リンク】NHKスペシャル『女7人おひとりさま みんな一緒に暮らしたら』
おひとりさまの女7人が、マンションの部屋を別個に購入。それぞれの部屋を行き来し、見守り合う、という暮らし。
番組を見て感じた、メリット&デメリットです。
- 【メリット】寂しさが和らぐ。便利。安心。
- 【デメリット】友人知人が必要。人間関係のトラブルが厄介。
独身の友人知人がいたらやってみたいです。
今のとこいません(涙)【関連記事】友達が欲しい!40代独身女「社会人サークル」に参加してみた体験談
「高齢者住宅」に入居する!
高齢者住宅&施設にはいろんな種類があります。
簡単に説明すると、
- 高齢者「施設」は、「要介護」が認定されなければ入居できないもの。国の福祉の一部。
- 高齢者「住宅」は、己の意思で入居できるもの。
です。
ここでは、己の意思で入居できる「住宅」について紹介します。
高齢者「住宅」には、
- 賃貸式の「サービス付き高齢者向け住宅」
- 分譲式の「シニア向け分譲マンション」
があります。
運営会社によってサービスの内容は違います。バリアフリー、安否確認、生活相談支援、見守りが一般的です。
入居者同士のサークル活動を推進しているマンションもあります。【関連記事】40代独身「趣味・特技18選!」今から始めて老後は名人・先生・師匠
元気なうちに入所するのがカギです。
- 【メリット】安心。
- 【デメリット】お金がかかる。
今後、さらに様々なサービスが生まれることが予測されます。
多世代交流福祉施設!
「高齢者施設」「保育所」「障害者施設」などが併設された複合施設です。
それぞれができることをやって、できないことはやってもらって、みんなで支え合おうというもの。「地域」での助け合いです。
全国で広がっています。
いまのところ、「高齢者施設」の入居は「要介護」の判定が必要です。
この先は変わっていくかもしれません。変わらざるを得ません。
今後の超高齢化社会は「複合福祉」こそ、希望の光です。
- 【メリット】独身者でも「助け合える」。誰かの役に立てる。
- 【デメリット】「地域」の設定がカギ。
今まで通りに暮らす!
人間いつ死ぬかわからない。未来もどうなるかわからない。
「終の棲家」のことなど考えず、今のまま暮らす。困ったら困ったときに考えて、対応していくスタイル。
- 【メリット】ラク。
- 【デメリット】困ったときにはすでに手遅れ、の可能性(笑)
ロボットと暮らす!
ロボットに「家族」になってもらいます。
「見守りロボット」「コミュニケーションロボット」は既に存在しています。
今後は、きっと、もっとすごい介護ロボットが開発されます!【関連記事】「介護ロボット」独身老後の希望!安心・楽しい・快適おすすめ
- 【メリット】一人より安心。寂しさが和らぐ。気を使わなくていい。
- 【デメリット】お金がかかる。ロボットがどこまで進化するかによる。
今回のまとめ
【独身者が「終の棲家」を選ぶときのポイント】
- 「地域」をどこに設定するか?
- 「住居」をどうするか?
- 「お金」はどのくらいあるか?
【独身者の「終の棲家」の候補】
- 友人知人と暮らす。
- 高齢者住宅に入居する。
- 多世代交流福祉施設。
- 今まで通りに暮らす。
- ロボットと暮らす。
- 超高齢化社会…
- 未婚率上昇…
- 少子化…
- 医療技術や化学技術の発展…
- 安楽死容認など、価値観の変貌…
など。
未来がどうなるか、ホントに予測がつきません。
でも、早めに妄想して、覚悟を決めておくだけでも、ちょっと安心ですね。
不安なときの気晴らしには、「占いアプリ」もおすすめ。【関連記事】当たる!占いアプリ『uraraca』利用してみた体験談・感想
しあわせちゃん
タコ師匠